豆知識-海外で知名度の高いタマリンド-
番外編
前回、北米での“タマリンドシードガム”の採用の秘訣に“タマリンド”の知名度を上げたロイドくん。さて、実際の知名度はどんなものなのでしょうか。ロイドくんが教えてくれます。
エコーちゃん:さあ、見せてもらおうかしら。アメリカでの、“タマリンド”の実力とやらを!!
ロイドくん:
いつになく元気じゃのう。よろしい、まずはスーパーマーケットの品揃えから見てみよう。
まずは誰でも見られるインターネット情報から見ようかのう。
デントくん:それなら僕に任せてください!
ロイドくん:
頼もしいのう。まずは日本のスーパーマーケットから…全国展開の“TOPV〇LU”のPB品で“タマリンド”と検索してみておくれ。
デントくん:承知しました。 “タマリンド”…と。食品で14件出てきましたね。
ロイドくん:
ふむふむ。どれも原材料の、“増粘剤(タマリンド)”でヒットしておるのう。
タマリンドシードガムを使った製品ということじゃ。
ロイドくん:では、アメリカの“Walm〇rt”で“Tamarind”と検索してみておくれ。
デントくん:出ました。97件!
エコーちゃん:すごい!!
ロイドくん:
どれも“Tamarind”を製品名に押し出した、“タマリンド味”製品じゃの。
果肉ペースト、ソース、お菓子、ジュースまで…なかなかのラインナップじゃ。ちなみに“Blueberry”じゃと…115件か。
エコーちゃん:アメリカではブルーベリー味の製品と同じくらい製品数があるのね!!
ロイドくん:
そうとも言えるのう。わしがアメリカに仕事で行ったときには、タコス屋にタマリンドジュースディスペンサーがあったくらいじゃ。
他にも…ほれ…。
エコーちゃん:なになに??
ロイドくん:
1970年代のアメリカ映画“The Tamarind Seeds”。冷戦を舞台にした、禁じられた恋の物語…主演はあの“サウンドオブミュージック”で主役を演じた、ジュリー・アンドリュースじゃ。
他にもアメリカのバンド、The Blank Tapesは2013年に“Tamarind Seeds”という曲を歌っておる。YOUTUBEでオフィシャルミュージックビデオも見られるぞ。
デントくん:なぜ…アメリカのバンドビデオに美〇憲一が…。
エコーちゃん:許可とってるのかな??
ロイドくん:
他にもタマリンドの木を題材にした小説はたくさん出版されておるし、ニューメキシコ大学には“Tamarind Institute”なる石版画専門の工房もあるくらいじゃ。
この名称は機関設立時、ロサンゼルスのTamarind Avenueにあったことに由来しておるようじゃ。
エコーちゃん:すごーい!!
デントくん:
そういえばアメリカの展示会に出展した時も「タマリンドの果肉は売っていないの?」ってたくさん聞かれてましたね。
タマリンドって、本当に海外では身近なんですね。
ロイドくん:その通り。日本では想像できない天祐じゃったのう。
実は海外で知名度の高い“タマリンド”。日本でも通販でタマリンドペーストが買えますので、皆さま、増粘多糖類のタマリンドシードガムだけでなくタマリンドの果肉にもぜひチャレンジしてみてください。