スプレーできるのに沈まない!?懸濁安定のヒミツ、教えます
物性
おや。デントくんが液体を見つめながら困り果てているようです。
そしてそんな時現れたのは…!?
デントくん:「うーん…薄くするとどうしても液の中に入れた粒が沈んじゃうなぁ…。でも、こんなに粘度をつけちゃうとうまくスプレーできないしなぁ…。」
エコーちゃん:「どうしたのデントくん!そんなに難しい顔して~。何か困ってるの?」
デントくん:「見てよ、この液体。中にビーズみたいな粒がきれいに浮いてるんだけど、沈まずに安定してるんだよ!」
エコーちゃん:「すごいねーデントくん!でも、そんなに素敵なのにどうして難しい顔してるの?」
デントくん:「実はこの液体をスプレー容器に入れて、シュッとスプレーしたいんだけど、うまくいかなくて・・・。」
エコーちゃん:「そっかー・・それってキサンタンガムじゃ難しいのー?」
デントくん:「そうなんだよ…。キサンタンガムは少し入れるだけで高い粘度が出るし、ビーズを沈まないようにする機能は主に粘度の効果なんだけど・・。」
エコーちゃん:「うんうん、そうだねー。しかもシュードプラスチック性があるから、スプレーするときは強い力で粘度が下がってうまくいくんじゃないのー?」
デントくん:「そう思ったんだけど、ビーズが意外と重いみたいで、沈まないようにキサンタンガムをたくさん使うと粘度が高くなりすぎて、スプレーできなくなっちゃうんだ。」
??:「今回も私たちの出番みたいね!」
エコーちゃん:「あ!ジェランガムシスターズだ!」
LALAちゃん:「その悩み、私たちが解決するわ!」
HAHAちゃん:「フルイドゲルの出番よ~!」
エコーちゃん:「また助けに来てくれたのね!」
LALAちゃん:「そうよ。ジェランガムを使えば、液体のように流れるのに、粒が沈まなくてスプレーできる“フルイドゲル”が作れるの!」
HAHAちゃん:「しかも少量で効果が出るし、熱や酸にも強いから安定性もバッチリなのよ~。」
ロイドくん:「ほっほっほ。沈まないようにする、いわゆる懸濁安定機能には、動かしたくない粒子の大きさや用途に応じて使い分けが大切なんじゃ。まとめてみるとこうじゃな。」
🧪懸濁安定のおすすめ素材🧪
■ 微細な粒子(ココア、果汁、化粧品など) → HAジェランガム
■ やや大きめの粒子(果肉、パルプ、スクラブなど) → LAジェランガム
■ 粘度で安定させたい場合(一般的な懸濁) → キサンタンガム
エコーちゃん:「なるほど~!粒子の種類によって使い分けるのがポイントなのね!」
デントくん:「これでスプレーできてビーズも浮かんだ液が作れそうだ…ありがとう、ジェランガムシスターズ!」
HAHAちゃん:「ふふっ、また困ったら呼んでね~!でも、使い方に少しコツがあるから、大丈夫かしら。」
LALAちゃん:「きっと大丈夫!デントくんならHAHAちゃんみたいに粘り強く取り組んで、適した方法を見つけるはずよ!」
ロイドくん:「そうじゃなぁ・・・うまく使わないとせっかくの機能を発揮できないんじゃが、デントくんなら十分に知識を持っておるし、あとは試すだけじゃな。」
デントくん:「そうですね!ジェランガムにはあの特性があるから・・・。」
エコーちゃん:「さっそく始めちゃった!私も教えてもらおーっと。」
どうやら、デントくんのビーズを浮かせた液体の改良はまだまだ続くようです。次回の豆知識では、そんな懸濁安定用途におけるフルイドゲルの使い方を詳しくお伝えする予定です。
〈関連リンク〉
■「ジェランガムって何?」と気になった方はこちら
ジェランガムの基本や特性について、やさしく・詳しく解説しています。
→ジェランガム
■ジェランガムの懸濁安定効果を動画でみる!
水溶液の挙動やスプレーの様子を動画でご紹介しています。
→動画ライブラリー|フルイドゲルによる懸濁安定効果